正常ですと、まつげ(睫毛)は角膜に当たりません。
睫毛乱生や眼瞼内反の状態では睫毛が角膜に触れるので、上記のような症状を引き起こします。
正常
生えている方向や配列が乱れているため、まつげの一部が角膜や結膜にあたっている状態です。
治療:角膜を傷つけているまつげを抜きます。(ご自身で抜かずに、眼科で治療しましょう)
まぶたが内側に湾曲して、角膜や結膜にまつげ(睫毛)があたっている状態です。角膜や結膜に傷がつき、痛みや異物感、流涙などがおこります。
治療:手術(内反しているまぶたを、外側に向けます)
子供は眼周囲の皮下組織が豊富なため、逆さ睫毛になりやすいものです。 子供のまつげはまだ柔らかいため角膜へのキズはつきにくく、 また成長に伴って改善することが多いので、経過観察で様子をみることが多いです。 眼科で定期検査を受け、角膜を傷つけていないかチェックすることが大切です。