治験について

青葉区青葉台のスマイル眼科クリニックでは、定期的に治験を実施しております。

治験とは

新しい薬を患者さんが使用できるまでには、薬の有効性や安全性を確認するため、基礎研究や動物実験をクリアしたあと、健康な人や患者さんに使用してもらい、効果や安全かどうかを試験をする必要があります。この試験のことを『臨床治験』といい、国(厚生労働省)に薬として認可を得るための試験を『治験』といいます。

新しい薬ができるまでの流れ

新しい薬ができるまでの流れの説明

治験に参加するメリットとデメリット

治験の参加は、治験を担当する医師からメリット・デメリットの説明を充分受け、患者さん自身の意思の判断で参加の判断をしていただきます。(ただし、患者さんが参加を希望されても、参加基準にあわない場合には参加できない場合もあります)。また、治験に参加した後も、医師と話し合いのうえ、いつでもやめることができます。

メリット
  • 市場にない新薬や海外で実績のある薬を使用することができます
  • 今まで使用していた薬よりも治療効果が高い場合があります
  • 薬の効果や安全性をモニタリングするため、詳細な検査をうけることができます
  • 治験期間中、治験をサポートする治験コーディネーターがフォローしてくれる
  • 治験に関係する検査費用を製薬企業が負担してくれます(診察料はかかります/概ね数百円程度)
  • 1回の受診ごとに、製薬企業から治験参加協力費が支給されます(数千円から1万円程度)
  • 社会的貢献(新薬を試用することにより、今後の治療に役立てる)
デメリット
  • 予想される効果が得られない場合や、副作用がでる場合があります
  • 効果や安全性のデータを取得するため、受診回数が多かったり、時間がかかる場合があります
  • 自覚症状など記載する日誌を記入していただく場合があります
  • 使用している薬(飲み薬、目薬など)を、治験期間中(前後を含め)中止してもらう場合もあります
  • 治験の内容によっては、治験薬(実薬)でなくプラセボ薬(偽薬=効かない、効果が弱い)を使用することがあります
治験実績
治験
年度 対象疾患
2006年 アレルギー性結膜炎
ドライアイ
2007年 ドライアイ
点状表層角膜炎(SPK)
2008年 アレルギー性結膜炎
ドライアイ
2009年 アレルギー性結膜炎
2010年 ドライアイ
2011年 緑内障
ドライアイ
治験
年度 対象疾患 依頼製薬企業
2008年 春季カタル 参天製薬
春季カタル 千寿製薬
緑内障 参天製薬
2009年 アレルギー性結膜炎 わかもと製薬
2011年 緑内障 日本アルコン
緑内障 日本アルコン
他施設との協同治験
年度 内科疾患 検査項目
2007年 糖尿病 糖尿病性網膜症及び黄斑症の有無
高コレステロール 水晶体及び眼底検査
2009年 高血圧 高血圧性眼底の有無
現在実施中の治験

※現在実施中の治験はありません

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